SNSで届けるライフスタイルの伝え方(写真編)

ライフスタイルをSNSで伝える写真撮影
写真

写真を撮るときは、「何のために、何を、どんなふうに撮りたいか」ということを自分の中で明確にしておく。

このアイキャッチ写真は私の視点で見る「ちっさい人」を「淡々と」撮ったもの。

自分の暮らしの一場面を撮るとき、できるだけ「そのまんま」を意識する。

日々の暮らしの中にあたり前みたいな顔をして溶け込んでいるたくさんのタカラモノみたいな瞬間を、私の記憶に刻まれていくキラキラしたカケラたちを、

できるだけそのまんま切り取りたいと思う。

SNSで求められるライフスタイル投稿とは?

今日はライフスタイルを「写真とSNS」で届けるための、とても大切な考え方をお伝えします。

ビジネスで活用される多くのSNSでは写真の存在感が大きなものになっていますが、その中でもとりわけInstagram では写真の質(クオリティ)が “必須” となっています。

「どのような写真を投稿すればいいのか?」

そんな時に参考にしたいのが「ハウツー」「セルフィー」そして「ライフスタイル」という投稿基準です。

「ハウツー」はいわゆるノウハウや知識の提供であり、ストレッチの仕方などを写真や動画で伝える場合に有効だったりします。

「セルフィー」は自撮りという意味で、自分自身がサービスのBefore After のモデルになる場合や、自分自身にファンをつけたい場合に有効です。

そんな中で普遍性を持つのが「ライフスタイル」という投稿基準です。

例えば商材がコーヒーカップ1つだけだったとしても、朝食のシーンや夕食のシーン、パーティーシーンやひとりでくつろぐシーンなど、様々なライフスタイルで切り取ることができます。

そのために必要な大切な要素は、

  • 「被写体選び」
  • 「スタイリング」

の2つです。

ぜひこの記事で「ライフスタイル投稿」のSNS発信への第一歩を始めてみてください。

魅せたい世界観、写真テーマは何?

この2つの取り組みの中でより重要なのが「被写体選び」です。

この時に気をつけたいのが、
“被写体自体の存在感が自分の表現したいものと同じかどうか?” 。

わかりやすくいうと、シックな世界観を表現したいのに被写体がポップなものになってしまうとチグハグになってしまう…ということです。

被写体選びでつまずいてしまう人も多いと思うので、ここでは具体例を交えて少しくわしく解説していきます。

働き方をテーマにしたい場合

これは実際に相談のあった、あるお客様の例です。

その方は「働き方と居場所」というテーマを掲げ、セミナーや講演活動をしていました。

どういう時に「居場所」を感じるのかを訊ねると、

イキイキと働いているシーンや熱中している様子、没頭して働いている姿を通して「心地よく、自分の強みを活かして仕事をする=居場所」と定義できるとのことでした。

どんな被写体が考えられますか? と重ねて訊ねると、「都会でバリバリ働くオフィスワーカー」という答えが返ってきました。

しかしご相談者様自身は、田舎を拠点にリモートワークをしているため、そういった写真素材を定期的に撮ることが難しそうだ、というのです。

この時に必要な考え方は「伝えたいことの抽出」です。

その人のいう「バリバリ感」とはどういうものなのか? もう一度そこに立ち戻り、ほかの方法で「バリバリ感」を演出できないだろうか、と再考するようにします。

自分の世界観を知るためのコツ

「世界観」と一言にいっても、なかなか自分自身がどのような世界観を持っているかを知るのは難しいもの。しかもそれを言語化したりビジュアル化したりするとしたらもうお手上げ…という方もいらっしゃると思います。

その時にオススメしたいのがSNSのひとつに数えられている『Pinterest(ピンタレスト)』です。

Web上に散らばっている画像をかんたん素早く「保存」できるアプリで、テーマに沿って自分の好みの画像を集めていくことで、ぼんやり把握していた自分の世界観が明確になります。

SNSの位置づけで並べられる『Pinterest(ピンタレスト)』ですが、現在はSNS機能の多く(イイねやフォロワー表記)がなくなり、自身の世界観を深めるためのツールとして利用されています。

スタイリングも世界観をベースに考える

ライフスタイルをSNSで届けるためには、世界観の演出を「被写体」だけに頼るわけにはなかなかいきません。

舞台やドラマもそうであるように、名わき役がいるからこそ主役が引き立つということは多いにあります。

そこで大切になるのが「スタイリング」です。

あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、基本的には下記3つの項目をひとつとして捉えたものと考えてもらえたらと思います。

  • 構図
  • 場所・背景
  • 小物

具体的な構図の撮り方や小物選びのコツなどはまた別の記事にゆずるとして、今日は「スタイリング」の役割についてもう少しお伝えしたいと思います。

スタイリング力を高めるインプット法

身もふたもありませんが、素敵なスタイリングをするためには相応の「センス」が求められます。

センス…というのは、習って身につけるものというよりも、大量のインプットを通しながら、自分の感性を発露していく、という類のものです。

そこで先ほどもご紹介させていただいた『Pinterest(ピンタレスト)』を再び活用していきたいと思います。

やることはシンプルで、お気に入りの写真を集めていくだけなのですが、この時に意識してほしいポイントが2つあります。

  • 何が良かったか?
  • どこが好きだったか?

これらを意識しながらインプットを重ねていくと、自分の好きな構図のパターン、場所や背景選び、小物選びのパターンがわかってきます。

これが「センス」を高めるための第一歩となります。

ライフスタイル投稿の完成基準

被写体も自分のテーマに合わせて選んだし、スタイリングも自分のセンスを高めた上で最高の配置ができた。

でも、何をもってして「完成」を見立てれば良いのでしょうか?

その答えのひとつは、

「なぜそこに、それを配置したのか?」

と誰かに訊かれた時に、明確な自分なりの理由・根拠を話せる状態にしておくことができている状態、と定義できます。

料理の写真を真ん中に置いて、その余白にスプーンを並べる…。この時に「木」のスプーンであったり「シルバー」のスプーンを置くことが可能です。

もしシルバーを選ぶのであれば、なぜそのスプーンはシルバーである必要があったのかを明確に語れる必要があるということです。

ライフスタイル投稿とは何か?

今日は「SNSで届けるライフスタイルの伝え方(写真編)」ということで、被写体選びとスタイリングのコツについてご紹介しました。

被写体選びでは、自分の世界観を客観的に知ることの大切さや、テーマを事前に決めておくことの大切さをお伝えしました。

スタイリングについては、「構図」「場所・背景」「小物」をそれぞれポイントを押さえながら演出することの重要性を示しました。

基本的なことばかりですが、これができると一段と「ライフスタイルが伝わる」SNSアカウントになることと思います。

ぜひご自身で運営するSNSにも反映してみてくださいね。

関連:私がライフスタイルを提案するのは五感に響く広告だから

shihoko

853 views

企業様、個人様に向けた「世界観プロデュース」 インスタ、SNS、ウェブサイト、メディア等の世界観のご提案と"魅せる"写真の撮影、編集。記事制作。

プロフィール

関連記事一覧