インスタグラムで世界観を演出する写真加工の考え方

写真加工は感覚とイメージ。いつも同じフィルターをかけるとかでもある程度統一感は出るけど、伝えたい微妙な心境や時間の流れ、季節感や距離感を表現しきれない。
ほんのちょっとの色味の違い、光の加減、影の強弱、焦点を合わせる場所、背景のぼかし具合などでイメージがガラリと変わるのが写真。
世界観は被写体、背景、全体的な構図や小物選びで表現する。加工でもっと細かい部分を魅せる、という感覚。
加工アプリはひとつじゃなく色々はしごして使う。アプリごとに使いやすい機能が違うので。色味はこれ、ぼかしはこれ、文字入れはこれ、みたいな。
インスタグラムでは同じフィルター加工に甘えない
今日はこれからインスタグラムで投稿する「写真の加工」についてお話していこうと思います。
百聞は一見にしかず、ではないけれど、まずは私のインスタグラムアカウントを見てもらうと今日の記事の内容が伝わりやすいんじゃないかなと思うので、こちらのURLをまずクリックしてみてください。
https://www.instagram.com/shihoko_photo/
下記にもいくつか、実際に投稿している写真を紹介します。
私は個人・法人を問わず、インスタグラムの写真投稿の代行やサポートなどもお仕事として請け負うことがあります。
もう少しいうと、ウェブサイトのデザインや名刺のデザイン、記事の執筆・寄稿や、世界観を演出するようなさまざまな場面でのディレクションなどもおこなっています。
その中でもインスタグラムは「写真」のクオリティが大切になるので、その表現方法に妥協はできません。
もう少し具体的にいうと、全体の統一感は大切だけれど、同じフィルター加工をすることに甘えてはいけないと考えている、ということです。
ほんのちょっとの色味の違い、光の加減、影の強弱、焦点を合わせる場所、背景のぼかし具合などでイメージがガラリと変わるのが写真だからです。
写真の世界観は、加工アプリを複数使い分けながら表現する

インスタグラムに力を入れている方であれば、複数のアプリを使って写真加工をするのは比較的 “当たり前” だったりします。
「インスタ 加工アプリ」というように検索をすれば、インフルエンサーやインスタグラマーの方々が使っているアプリやその使い方を解説したサイトがたくさん出てきます。
ではそこから先、こまかな表現の差異を生むのは何かというと、その写真を通して伝えたい自身の想いや、その素材や被写体が持つ独自の世界観に対する意識の向け方になってくるわけです。
基本的に世界観は、被写体や背景、全体的な構図や小物選びで表現。加工によって、もっと細かい部分を魅せていく、というのが私のやり方。
「でも、その表現力が私にはないのだけれど…」
と考える読者の方もいらっしゃると思うので、そういう方はぜひこちらの記事も読んでもらえたらと思います。
表現力は、インプットの量や質で大きく変わってくるからです。