私の考える「魅せる写真」とインスタグラムの世界観

写真

私にとっての「魅せる写真」というのは、伝えたい世界観を視覚的に伝えることができて、さらに人々のイメージを膨らませる、想像力を掻き立てる写真…かな。

ただ見た目が美しい写真というわけではなく、その写真の向こう側の世界、その瞬間そこにある空気感や感情が伝わる写真。

そもそも世界観とは何か? から始める

一言で表現するとしたら、

「私、という主観が見ているこの世界そのもの」ということだと思います。

世界観を伝えるというのであれば、私(という主観)が見ている世界の切り口を誰かに共有する、ということ。”魅せる” というのであれば、私は世界を、こんな風に見ているんだよ、と共有して魅了させるということ。

辞書で調べてみても、だいたい同じようなことが書かれています。

世界およびその中で生きている人間に対して、人間のありかたという点からみた統一的な解釈、意義づけ。

小学館 デジタル大辞泉

世界全体をどのようなものとして見るかという人間の基本的態度をいう。

 株式会社平凡社 世界大百科事典 第2版

文化人類学で、ある民族がもっている世界についての見方のこと。時間や空間の分類法、神話・儀礼などの中に見いだすことができる。

三省堂 大辞林第三版

魅せる写真は、世界観の共有にとどまらない

冒頭に書いたように、 私にとっての「魅せる写真」というのは、伝えたい世界観を視覚的に伝えることができて、さらに人々のイメージを膨らませる、想像力を掻き立てる写真を指します。

写真の向こう側の世界、その瞬間そこにある空気感や感情が伝わり、それを見た人々の頭のなかにそれぞれの世界が立ち上るような写真。ただ自分の見ている世界の切り口を伝え、共有するだけでは足りないのです。

そういう意味でインスタグラムは「写真のSNS」なので、ビジネスとして活用するのであれば、自分がただキレイだと思う写真でもいけないし、私はこんな風に世界や日常を見ているんだよという切り口を伝えるだけでも役割を果たしているとは言えません。

読み手の方々の中にそれぞれの世界観が浮かび上がり、そういう世界の中で私も暮らしたいと思えるようなライフスタイルの提案ができるところに、インスタグラムの魅力があるように私は思うのです。

世界観を崩さないインスタグラムの活用事例

ところで以前私は、サントリー天然水「南アルプス白州工場」を訪れたことがありました。

そのときのレポートは姉妹サイトのほうで詳しく書いているのですが↓

価値を「魅せる」工場見学。 ~サントリー南アルプス天然水白州工場~

サントリーさんのインスタグラム活用はとても有名で、もし世界観を伝えるお手本のアカウントを探しているのであれば、一度見てみると参考になると思います。

そのほか、SUNTORY さんの公式SNSアカウント一覧

インスタは視覚で感覚に訴えるSNSです。文章を読んでもらえるかどうかも、写真を見た瞬間の印象で決まります。

インスタ映えという言葉が生まれたように、写真で「魅せる」ことができたら理屈抜きに一瞬で心を動かすことができる。

インスタユーザーは、Twitter のような「言葉」でコミュニケーションをとるSNSユーザーよりも感覚的な人が多い気がしています。

そういった特徴なども、どこかのリサーチ会社が作成したレポートで定量的に推し測るよりも、実際にユーザーと同じ体験をする中で、定性的な見方を自分の中に持つことがインスタグラムの活用には必要になると考えています。

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ハウツーメディア「ライフスタイルの伝え方」編集室です。専任ライターと代表Shihoko による共同制作記事を毎月お届けいたします。

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