SNSでユーザーの目に止まる写真の作り方と発信方法

SNSに限らず、web上には毎日大量の発信が投げ出されていく。
その中で、ふと、立ち止まってもらうには、「見た目」はものすごく重要な要素だ。目に入った瞬間に、心にすとん、と入ってくるかどうか。
そこをクリアしない限りは、どれだけ有益な情報を提供していたとしても、どれだけ素敵なことが書かれていたとしても読んでもらえない。
まず自分自身と「価値観」が合うかどうか。そして、今の自分にとって「興味」があるものかどうか。
人それぞれ、大切にしているものは違う。
自分の価値観をふと目に留まるカタチにできたら、そこに共感してくれる人々との間に深いつながりがうまれる。そうして豊かさが循環していく。
SNSユーザーの目に止まる写真の条件
どうしたらユーザーの目を引く写真を撮ることができるだろう? どんな写真がインパクトを残す条件になるのだろう?
もしそうお考えでしたら、何よりもシンプルな解決方法があります。それは「何を撮りたいか、何を伝えたいか」を明確にすることです。
例えばプロフィール写真のアイコンを考えてみましょう。

インスタグラム、ツイッター、フェイスブック…。ほかにも多種多様なSNSがありますが、そのプロフィールアイコンに共通しているのが、小さな枠の中(最近では主に円形)の中で自分のことを伝えないといけないということ。
ご自身のSNSで使っているプロフィール写真を一度確認してみてください。
その小さな枠の中に、余計なものは映りこんではいませんか? 全体から伝わるその色合いはあなたの伝えたいことを物語っていますか?
あとは証明写真のような真正面ではなく、少し角度をつけたり目線を外したりしながら自然なポーズをとり、仕上げに自分がオシャレだと感じるプロフィール写真を参考に、周りをトリミングしてあげます。
少しだけ余白をつけてみる? 少しだけ肩の部分を見えないように微調整する? それだけであなたのプロフィール写真はSNSで映えるアイコンへと生まれ変わります。
おしゃれな写真なだけで本当に注目される?

ところでひとつ疑問が生まれます。
「おしゃれな写真さえ撮れれば、本当にSNSで目を引く投稿ができるの?」
確かに “見た目” はものすごく重要な要素です。
そこをクリアしない限りは、どれだけ有益な情報を提供していたとしても、どれだけ素敵なことが書かれていたとしても読んでもらえない可能性は高いです。
とはいえ、心に響く条件は、人それぞれ。
具体的にどんな違いがあるのかというと、まずは自分自身と「価値観」が合うかどうか。その次に、今の自分にとって「興味」があるものかどうか。
- 価値観が合うか?
- 興味があるか?
この2つの要素をSNSユーザーから感じてもらう、共感してもらう必要があります。
価値観は、それぞれの好みにも影響してきます。カワイイものが好きな人、落ち着いたシックなものが好きな人、ポップでキャッチーなものが好きな人。
それぞれの人にとって、大切にしているものは違いますね。
ということはつまり重要なのは、自分の価値観をふと目に留まるカタチにして、そこから共感してくれる人々との間に深いつながりを育んでいくこと。
これができるからこそ、あなたとお客様の間、さらには社会との間に豊かさが循環していきます。ほんの一瞬のできごとだったとしても、その写真は目に止まり、心に “何か” を響かせます。
日々の発信に追われたり、どうしたらお客様に来てもらえるか分からなくなったり、売り上げに一喜一憂したり。
大事なのは、そういった日々から抜け出すこと。
自分にとって大切なものを大切にして、そこに共感してくれる人々と深くつながって、いつも満ち足りた自分自身で豊かさを循環していく…。
今日は最後に、私の大好きな言葉を紹介したいと思います。
世界観がわからない、表現ができない人へ

「自然はいつも魂の色を身につけている」。
これは、アメリカの思想家であり、作家でもあるエマーソンの言葉です。
自分の世界観がわからないとか、うまく表現できないとか…。そういうときには自分自身を見つめなおしてみると良いのだと思います。
自分が魅せたい世界と、自分が存在する世界が違うなら…。それはきっと、どちらかが魂の色と違うのだと思います。
魅せたい世界を作り上げるのと、すでにそこにあるものを伝わるように魅せるのは、似ているようで、全く違うものだからです。