インスタグラムで買い物をする、ハッシュタグ検索と使い方

欲しいものがあるとき、例えば黒い平皿が欲しいと思ったとき。
インスタで「#黒い」「#平皿」「#黒い器」などを検索、自分が思い描いているイメージに近いものを探す。
黒い平皿ばかりたくさん見ていると、マットな質感が良いなとか、リムの幅はこれくらいが好みだなとか、楕円と正円だとイメージちょっと変わるよね、とか。
こんなふうに使いたいなという、自分の中のイメージがどんどん具体的になっていくような使い方をします。
使われているシーンを#(ハッシュタグ)でリアルを探す
私はグーグルで欲しい商品を探すこともありますが、インスタグラム経由で買い物をすることも多いです。
企業や作家のアカウント投稿で「コレ!」と思うものが見つければそこから買いますし、一般の人の投稿だったら作家さんの名前が「#(ハッシュタグ)」で書いてあったりする場合もあるので、それを見てどこで手に入るのかを探します。
たとえば、私が黒の平皿を買ったときのお話。
詳しくは姉妹サイト記事、「su-nao homeの黒い平皿 ~本当に欲しいものを選ぶ~」をご覧いただければわかると思うのですが、たとえば下記のようなことを書いたりしました。
あるときインスタで見つけたsu-nao homeの黒い器。色合い、質感、雰囲気、サイズ、リムの感じ、たたずまい。手を出せるお値段かどうか、という部分ももちろん重要。全部含めてイメージ通り。
「これ!」
と決めたら即、連絡。インスタでメッセージを送った。
頂いたお返事は、「半年待ちですが、それでも良ければご予約下さい」。
待ちます、もちろん。やっと出会えたのだから。
引用: Fruitful Life│su-nao homeの黒い平皿

生活シーンと使い勝手も判断できるインスタグラム
私自身はインスタグラムを、検索ツール的に使うことが多いです。
「#(ハッシュタグ)検索」で気になるワードを検索して、その中で好きな世界観の写真を見つけてフォローする。そうするとインスタを開いたときに流れてくるので、流し見て、特に気に入ったものを保存しておく。
これが私のいつものリズムです。
好きなアカウントの投稿は写真でなんとなくわかりますし、保存してある写真から「暮らし」「キャンプ関連」「スタイリング」「ジュエリー」「その時欲しいモノ」など、それぞれのジャンルで見たいアカウントにたどり着くので、企業アカウント以外は特にアカウント名を覚えているわけではありません。
好きな世界観、好きなスタイリング、その都度見つけて保存、それぞれの世界観があるので、この場合参考にするならこのアカウントだな、という感じで見ています。
あとは、欲しいモノがピンポイントで決まっている場合も「#検索」で投稿を見るようにしています。
どんな生活をしている人がどんなシーンで使ってるのか。
その人のライフスタイルや使い勝手について、類似品と比べてどうか、などが書いてあったりする場合もあるので、参考にしています。
そのようにしていろいろな投稿を見てるうちに、素敵な暮らしをしている人を見つけて、その人の写真に写ってるものを良いな、欲しいな、どこで売ってるのかなと思ったりするわけです。
生活者目線をインスタマーケティングに取り入れる

インスタグラムに限らず、どんなSNSであっても共通していることがあります。
それは、ユーザーとして利用していたり楽しめたりできていないSNSは、集客やブランディングのための活用しようとしてもうまくいきません。
私はこのメディアを通して、写真や文章で「世界観」を伝えていくコツのようなものをお渡しできればと考えていますが、ハウツーやナレッジだけを集めてもSNS発信はうまくいきにくいです。
インスタグラムを生活者として、消費者として実際に使ってみる、ユーザー体験をトライアルしてみる。そういった一歩目が必ず必要です。
もしインスタ未経験だとしたら、最初のゴールはインスタのアカウントを作成して使い方を覚えること。そこから、最初の9投稿ぐらいを実際にやってみる。
実際に自分が「買ってみる」というアクションを通して、どういうSNSアカウントになっていれば魅力的に感じてもらえるか、も大切。
その消費者体験こそが、最短でインスタマーケティングを身につけていく大切なプロセスになってくるわけです。