インスタユーザーを惹きこむ、オシャレな写真の撮り方とコツ

写真

SNSを通して日々世界にバラ撒かれていく、写真と文章。

まるでブラックホールに向かってヒトツマミの灰をぱらりと撒いているような、そんなイメージが心に浮かぶこともある。

それでもやっぱり、発信することには意味がある。

そもそも私たちは、大きな宇宙の中の小さなヒトカケラなのだから。そのひとつひとつがどれだけちっぽけだとしても、表現することでしか、誰かに何かを伝えるすべはない。

そして、この情報過多の世界で、何かを誰かの心に届けたいなら、それだけのエネルギーを注ぎ込む必要があると思う。

だからこそ、ひとつひとつの発信を、小さくても意味のある「作品」に仕上げることを意識しています。

SNSの写真を「スナップ」から「作品」の質へと引き上げる

「インスタ映え」という言葉は、もう使い古されたオモチャみたい…。

時折、私はそのようなことを考えます。

InstagramというひとつのSNSの中でも、トレンドはどんどん移り変わっていきます。流行りのフィルター、流行りの加工、もはや写真なんかいらないと、文字だけで情報提供するアカウントの増加…。

かと思えば、それに飽きたユーザーたちがもういちど写真の質に価値を見出し始める。そんなことを繰り変えすうちに「インスタ映え」という言葉もいつしかメディアから姿を消していきました。

流行の最先端をいつも走り続ける体力があるなら、移り変わっていくトレンドの波を楽しむことができるなら、そういった発信スタイルもひとつだと思います。波に乗り続けることでしか見えない世界があるだろうと私も思います。

ですが、私のようにひとりであれもこれもやらなければならないフリーランスの人間や、小さな企業の場合にはなかなか難しい状況も多々あるのでは、と感じています。

そこで今日提案したいのは、スローだけど愛着の持てる、質の高い発信の方法です。

大規模でなくても、ひとつひとつの写真が良質で、デザイン性が高く、文章も素敵なウェブサイトやSNSアカウントを持つ企業や個人の商品やサービスは信用できるような気がしませんか?

その一歩目として、私の考えるもっともシンプルで効果的な「写真の質」を上げるための撮り方とコツを今日はお伝えしたいと思います。

SNS発信の写真の質を「スナップ写真」から「作品」にまで引っ張り上げる。そのためには何が必要なのかを一緒に見ていきましょう。

写真のデザイン性をあげる、基本の構図(Instagramをはじめとする正方形の写真の場合)

「写真の構図」なんて言葉を聞くと、一気にハードルが上がるように感じるかもしれませんが、基本はとても簡単です。

慣れてくるといちいち考えなくても感覚で捉えられるようになってきます。

でも「何をどう撮っていいか全くわからない!」という場合には、ある程度のガイドラインを頭に入れておいた方が迷子になりにくいのは確かです。

ここでは特に正方形の写真に使いやすい、ごく一般的な構図を被写体の配置という観点からお伝えします。

1.3分割法

まずは「写真の構図」と言えばこれ、というくらい王道の3分割法のご紹介。

スマホのカメラでグリッド設定をONにすると、画面を3分割するラインが表示されます。

この4本のラインが交わる部分に被写体を配置するとよい、ということを頭に入れておくだけでも、バランスのいい安定した写真が撮れるようになるので、写真が苦手!という方はぜひ試してみて下さい。

最も一般的で使いやすい構図なので、慣れるまではスマホのグリッド設定をONにしていろんな写真を撮ってみるのも良いですね。

ここでポイントになるのは、「抜け」を作るといういうこと。

4つの交差点のすべてに何かが写り込んでいると、ギュッと詰まった息苦しい写真になってしまうので、どこかに抜けを作ってあげると雰囲気のある写真に仕上がります。

2. 2分割法

正方形の写真で大活躍するのが、2分割法。

画面を半分に分けて主役をどちらかに置く、という構図です。縦でも横でも斜めでも。この2分割法は、余白を多く取るのが特徴です。

もちろん大切なのは「主役を魅せる」ということなのですが、ポイントはむしろ余白部分。

余白に何を写し込むのか、どんな文字を入れるのか、余白の使い方が全体の仕上がりに大きく影響する構図です。

被写体がその時々で変わっても、余白部分で世界観を表現することができるので、ギャラリーの世界観を統一する意味でもおすすめです。

3.日の丸構図

「画面の真ん中に主役を置く」という至ってシンプルな構図ですが、シンプルゆえにバランスを取るのが難しかったり、オシャレっぽく魅せるにはちょっとしたコツが必要だったりします。

インパクトのあるものをどーんと魅せたいときには使える構図。

なんだかイマイチだな…というときには、画面奥に何か背景の一部になるようなものを入れてあげるとバランスがとりやすくなるはずです。

価値観でつながり、誠実さを伝える発信

SNSでの発信方法にも様々ありますが、その中には正々堂々と丁寧に、価値ある発信を積み重ねていくスタイルを持つ人たちがいます。

おそらく、私の感覚では、ローペースで丁寧に「好きなもの」を選び取り、愛着を持って長くつきあっていくタイプの人々の心には、そういった発信のほうが響いているように感じています。

「自分たちの大切にしている価値観を、大切に伝えようとする誠実さ」みたいなものが、そこに垣間見えるからです。

もっと言えば、私は自分自身が身をもって体験して、知っているからです。

写真にしても文章にしても、センスが良いとか悪いとか、うまいとか下手だとか、そういう言葉で片付けてしまうことは簡単かもしれないけれど、本当に伝えたいことを伝えるためには何が必要か、ということを突き詰めれば、できることはたくさんあります。

今日はそのひとつとして「写真の撮り方」をお伝えしましたが、あなたが本当に大切にしているものを伝えるために、ほかにはどんなことから始めることができそうか、ぜひ考えていただけるキッカケになればと思います。

shihoko

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